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ユーザー車検にチャレンジ!
キャンピングカーで、ユーザー車検にチャレンジしてきたので
その模様を、事前の準備から当日の検査まで記録してみました。
あくまで私の場合ですが・・・少しは参考になるかと思います。



◇◆点検・整備を行います◆◇
点検整備記録簿の作成 整備手帳に沿って点検・整備し、記録簿を記入します。
記録簿のない方は、インターネットで探しても見つかります。
◇自動車検査法人・・・記録簿の用紙と記入例あり。

◇点検整備記録簿(PDF)

◇記入例
点検・整備は自己責任なので、自信のない方は整備工場で行ってください。

◇◆車検場の予約をします◆◇
事前予約 自動車検査登録事務所(車検場)の予約を行う必要があります。
予約方法は、電話とインターネットがありますが、私はネットでしました。
継続車検は、全国どこの車検場でも受けられるので、「所沢」ナンバーですが比較的空いていると聞いた「熊谷」の車検場を予約しました。
◇自動車検査インターネット予約システム(国土交通省)・・予約はこちら!
【参考】
予約は、2週間前からです。
車検は、午前中の1、2ラウンドと、午後の3、4ラウンドがありますが、1,2ラウンドなら検査ラインで不合格な箇所があってもテスター屋さんなどで対処できます。当日中なら何度でもラインに入ることができるようです。
私は、第2ラウンド(検査時間10:30-12:00)を予約しました。
予約完了時に発行される「予約受付番号」が当日必要。プリントアウトし持参しましょう。

◇◆書類を準備します◆◇
必要な書類 次の書類を準備して、当日は「バインダー」に書類一式を挟みます。
自動車検査証(車検証)・・・ もちろん車検前のもの
自動車リサイクル券
自動車税納税証明書 ・・・・ 年度に注意!今年度のもの
無くした方は、当日、再発行もできます。
自賠責保険証 ・・・・・・・・・ 新旧の2枚が必要
当日、事務所でも入れます。
点検整備記録簿
認印  ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 当日、申請書に押印します。
バインダー ・・・・・・・・・・・・ 100均のものでOK
検査時に書類を挟むために使います
現金 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 自動車税・自賠責などを参考に!
テスター代など余裕を持って。
予約受付番号のメモ・・・・ 受付時に必要です。
【参考】
自賠責保険は、車検場内でも加入できます。検査時は、新旧2枚の自賠責証書が必要です。(当日〜2年後の車検満了時までの期間の保険証です)

◆車検当日◆
平成20年12月1日(月) 埼玉運輸支局 熊谷自動車登録検査事務所

◇◆当日、検査事務所で書類作成します◆◇
書類入手&記入 午前9時30分熊谷の車検場に到着。初めてのユーザー車検なので、時間に余裕をもって到着しました。
◇熊谷自動車登録検査事務所

@ 「C棟」にて
まずは「C棟」の建物に行きます。
「ユーザー車検はじめてなんですが、申請書類を・・・」と告げて、車検証など書類一式を挟んだバインダーを渡し、用紙3枚を購入します。
用紙3枚: 継続審査申請書・自動車重量税納付書・自動車検査票
用紙代: 25円
次に隣の窓口で、「重量税と検査手数料の代金を支払う」と、用紙に印紙を貼って戻してくれます。
検査登録印紙代: 400円
審査証紙代: 1,400円
重量税印紙代: 50,400円

C棟の手続きはこれで完了です。

C棟(ナンバーセンター)
代書屋さんもありますと案内を受けたので、「自分でやりまーす」と答えた。
 
A 「A棟」にて 次は「A棟」の建物に行きます。
カウンターに備えてあるマニュアルを見ながら、C棟で購入した用紙3枚を記入します。初めてだと結構戸惑いますので時間には余裕をもって・・・
ちなみに私はネットで見つけたマニュアルをプリントして持参しました。
5番の「ユーザー車検」の窓口に書類提出
用紙3枚と書類一式のバインダーを提出し、
「予約受付番号」を告げると、今日の検査ラインが指示されます。
キャンピングカーは車高の関係から、大型車用の第1ラインでした。

A棟(自動車検査登録事務所)

5番窓口(ユーザー車検)


◇継続検査申請書
(鉛筆とボールペンで記入・認印)


◇自動車重量税納付書
(ボールペンで記入)


◇自動車検査票1(表側)
(ボールペンで記入)


◇自動車検査票2(裏側)
(ボールペンで記入)
初めてということもあり、ここまでの時間40分。途中、トイレ(大)でも付けましたけどね・・(笑;

◇◆いよいよ本番!検査ラインにGO!◆◇
検査ライン(第1ライン) 午前10時15分、指定された第1ライン(大型用)に並びました。前の大型トラックに続きました。
10:15-10:30の間は、
休憩時間ということで、検査ラインは完全にストップしていました。私にとってはラインの下見が出来て良かったです。

検査ライン建物

検査ライン
 
@外観検査
10時30分になったら検査員さんが出てきて検査スタートです。
ラインに入る前に、屋外でライトや車体番号などを検査します。
検査員が自動車の前に立ち、手で合図(ジェスチャ)をしますので、感を働かせて動作させます。
@スモール→ヘッドライト→ウィンカー左右→ワイパーの順序でした。
次に検査員が車の周囲を回りながら

A
ホイルナットの締付など
次に後ろにまわって
B
スモール→ウィンカー左右→ブレーキを踏んでバックランプ
次に運転席に回ってきて
C
走行距離、ホーン、車体番号のチェック(前輪タイヤ裏側)
の確認
この時、検査員に「ユーザー車検、初めてです。よろしくお願いします」と伝えたので、この後も親切にしてくれました。
最後にキャンピングカーの入口に入って
D車内のキャンピング設備を確認しました。
エンジンは見れないですね・・・とか、乗車定員を指差しで確認してました・・・
 
A排ガス測定検査
       →
×
建物内に入ると、最初に「排ガス測定検査」です。
検査員が何度かアクセルを吹かした後、測定器のセンサー棒をマフラーに差し込んで、「3回測定します」と言って、かなり深くアクセルを踏み込みました。
ここで問題発生です!!
マフラーから大量の黒煙が・・ブワァ〜
2回目、3回目も大量の黒煙です・・・・もう覚悟はできました(汗;;
検査員から、基準値25%以内のところ、33%出てますと告げられました。(汗;;
でも、

「再検査になるので、【空吹かし】してマフラー内の黒煙をはらってみてください」と親切なアドバイスをいただきました。

排ガス検査
 
Bサイトスリップ検査
         →「
サイドスリップの測定器をゆっくり進みます。
ハンドルを真っ直ぐにして、軽くブレーキを踏みながら進みました。
特に、何事もなく通過するだけですが、トーインやキャンバーに狂いがあると、この計測板が左右に動いてしまうため異常がわかる仕組みのようです??

サイドスリップ検査
 
Cローラーテスター ローラーテスターを利用して、5種類の検査を行います。
検査員の指示に従い、次々と検査が続き、あっと言う間に終了します。無我夢中ってことでしょうか・・・(笑;

表示板

ローラーテスター
C-@フロントブレーキ検査
          →「
ローラーに前輪を乗せて、ニュートラルに・・・
  「ブレーキ/ふむ」ランプが点いたら、「
ブレーキ」を踏みます!
  「ブレーキ/はなす」ランプが点いたら、「
素早くブレーキ解除」です!
ブレーキングは、勢いよく思いきって踏んだほうが良いようです。  
C-Aリアブレーキ検査
          →「
ローラーに後輪を乗せて、同じ検査を行います。
車を前進させ、後輪をローラーに乗せますが、行き過ぎてしまいバックしました。ドアを開けて、リアタイヤを見ながらのほうが上手くいくようです。
C-Bサイドブレーキ検査
          →「
タイヤは後輪のまま、ギアもニュートラルのまま・・・
  「駐車/ひく」ランプが点いたら、「サイドブレーキを
強く引き」ます!
  「駐車/もどす」ランプが点いたら、「
素早くブレーキ解除」です!
C-Cスピードメーター検査
          →「


前進して、スピード測定用のローラーに後輪を乗せ・・・
   ゆっくりアクセルを踏んでメーターが
時速40km/hを示したら
   渡されたスイッチのボタンを押します。
ローラーなので、軽く50km/hも出てしまい、ゆっくり戻しながら調整しながらスイッチONしました。41〜42km/hでボタンを押してみました。
C-Dヘッドライト検査
         →「

ハイビームにして、自動測定器が左右ライトを測定する間待ちます。
特に何もすることはありません。「○」点灯を祈りながら待ちました。
4灯式ライトの場合は、「ロービームを紙などで目隠し」する必要があります。
記録器で「合否」の検印 検査員が、記録器に用紙を入れて「自動車検査票1」に「合否」判定の印字をしてくれました。
 
D下回り検査
     →「
最後の検査は、ピット上に車を止めて、下回りの検査です。
ニュートラルにしてエンジンを停止すると、検査員が下から「カン!カン!」と各部をたたいて検査していきます。
途中、「ハンドルの遊び」、「ブレーキ」、「サイドブレーキ」と指示が出るので、そのとおり行います。
下回り検査
検査終了 検査時間は、10〜15分くらいでした。

◇◆不合格の部分を再検査です◆◇
不合格部分の対処 「空吹かし」でマフラーの黒煙を除去しました。
駐車場に停めて、数分間、空吹かしを続けると黒煙が嘘のように出なくなり、自分で見ても
「これならOK!」と判断できる位になりました。マフラー内の黒煙もスッキリしたでしょう!
ライトの光軸、サイドスリップなどが不合格になったら、車検場近くのテスター屋さんで調整してもらいましょう。
ドライバーやレンチなどの工具も持参しましょう。
 
検査ライン(新規ライン)

不合格部分だけを指定して、再検査を受けます。
ディーゼル車の排ガス検査は、第1ラインか新規ラインで受けられると言われたので、空いている新規ラインに並びました。
排ガス測定検査
       →
排ガスの再検査は、一発OKでした。
一回目と同様の検査ですが、今回は黒煙もまったく出ず、見ていて安心でした。
ホッ!その他の検査ラインはスルーして通過します。
 
ボックス(総合判定?) ライン出口にあるボックスに書類を提出し、検印を受ける。
検査員が「ボックス」と呼んだ部屋にいる係員に書類一式を提出すると、検印をしてくれます。
次に
「A棟5番」の窓口に書類を提出するように指示されました。

ボックス?
検査終了 5分くらいで再検査も終了です。

◇◆車検証の交付、やったね!◆◇
「A棟」で書類提出 A棟5番の窓口に、検査の終わった書類一式を提出します。
検査後の「自動車検査票1」の表側は画像()のように、検印やスタンプがたくさん押されていました。

自動車検査票1(検査後)
 
車検証の交付

書類提出後1分ほどで、新しい「車検証」「ステッカー」が交付されました。
書類を提出し、イスに腰をかける間も無く・・・名前を呼ばれました。
午前11時に全てが完了です。
所要時間
1時間30分でした。

初体験で、ヒヤヒヤドキドキでしたが、達成感があり費用も安く済んで、充実した一日になりました。

(新)車検証+ステッカー
昼食でお祝い! 車検完了を祝して、昼食は「特上うな重」\2100-を食べました。
それにしても、うな重より今日の検査手数料\1800-が安いとは・・・(笑;



ユーザー車検と民間車検の費用比較
今回のユーザー車検と、2年前の民間車検を比較してみました。
整備内容などの違いから、費用だけの比較には無理もありますが・・・一応、参考までに・・・

項目 【今回】ユーザー車検 【前回】民間車検場
検査日 2008.12.01 2006.12.19
@申請用紙代 25円
A検査登録印紙代 400円
B審査証紙代 1,400円
C検査手数料 1,100円
D自動車重量税 50,400円 50,400円
E自賠責保険料 30,130円 40,730円
F自動車リサイクル料 18,610円
G代行料 7,000円
H車検整備基本工賃 35,000円
I総合検査料金 5,000円
J下廻り洗浄、錆止め塗装 5,000円
K部品代
・エンジンオイル ・ブレーキオイル
・オイルエレメント ・クーラント
・バッテリー液 ・ファンベルト
21,600円
L消費税(G〜K) 3,680円
合計金額 82,355円 188,120円




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