カットする車両が入庫して来ました。
早速マスキング処理して、内装のバラシにとりかかります。

窓・テールランプ類・燃料タンク類の取外し。慎重にカットラインの寸法を決めます。これで、下準備は終了。

寸法が出れば後は迷うことなく大胆に切断。この姿はかなり目を引くものがあります。

ここに来るまでも大変な作業ですが、本当に大変なのはここからです。カットする際に出る僅かな隙間を調整していきます。隙間が有り過ぎると溶接の際に歪みが出るのでかなり細かな調整が必要です。

バンパーの位置も同じように出しますが、これが意外と苦労します。

ボディーの結合が終わればもうひといきです。

ここのプレスラインを出すのはボディーカットの作業でももっとも難しいところです。 間を９００ｍｍもカットしますのでラインが４０〜５０ｍｍ程ずれているのを直していきます。

この後、塗装ブースに移動し、仕上の塗装を施します。

今回は燃料タンクも取外しての取り付けとなりました。

ヒッチメンバーとしての機能の他にヒッチキャリアを確実に取り付けできるように、左右に差し込みチューブを追加いたしました。これにより左右のふらつきを無くし荷物もしっかり搭載できます。

強度も６ｍｍ厚の角パイプを使用しており２ｔくらいのトレーラーも牽引可能です。